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着物の保管方法

絹織物は、お手入れ次第で寿命がずいぶん違ってきます。
美しい思い出のお着物となりますように、また何時までも美しく着物をお召しいただきたいと願っております。
大切にご使用、保管してください。

外出から帰ったら

  • 着物を脱いだら直ぐたたまず、まず衣掛けに掛け風を通し、湿気と温もりを発散させます。
    2~3時間家の中で陰干しをしてください。
  • 次に軽くたたいてから、絹物はビロードで、布地を傷めないように軽く埃を払い落します。
    (着物専用ブラシも効果的です。)
  • 着物はタトウ紙に包んでしまってください。

点検

  • ファンデーションや衿の汚れは、ベンジン等で直ぐお手入れすれば良いとよくありますが、汗には塩分等が含まれており、塩分などは水を遣わないと落ちません。輪染みが出来やすいのでなるべく専門店へお任せください。

    シミは時間が経過するほど落ちにくく、変色してしまいます。早いうちに処理すればお安く綺麗にすることが出来ます。
  • ガード加工(撥水加工)をお勧めします。前もってガード加工しておくと、シミが付きにくく、また落としやすいという利点がありますので、非常に便利でお得な加工です。

保管と水分

  • 最近の生活様式、住宅事情の変化の為に室内の水分が多く、冬には暖房をするために室内用の湿気が多いことがよく知られています。暖房をすると昼夜の温度差が大きくなるために夜になると室内にある物に結露して水を含むようになり、この繰り返しで着物に水分を多く含んでしまいます。
  • 暖房で温度及び湿度も高くなり、カビの増殖の好条件となり、カビの増殖作用を一層活発にしてしまいます。
  • 着物を上手に保管するには、タトウ紙に一枚ずつ包んで、湿気の多いと所を避けて出来るだけ乾燥している場所を選んでください。新築コンクリート造りの家では、タンスを壁より少し(約10cm)程度離した方がよろしいかと思われます。
  • タンスの格段の下部に新しい新聞紙を敷いてください。新聞紙には、防虫、吸湿効果がありますので、まめに新しい新聞紙に取り替えることをお勧め致します。
  • 防虫剤・乾燥剤の使用については、使用上の注意をよく読んでご使用ください。

虫干し

  • 絹織物は風邪を通さずにしまっておきますと、糊が湿気を含みカビの原因になります。
    金銀糸及び箔などは水分によって、変色する場合があります。
  • 虫干しの方法は空気の乾燥した日を選び、直射日光を避け、風通しの良い部屋で3~4時間程度行います。1年間に2~3回程度が目安です。(正しい虫干しは着物の寿命を延ばします。)

絹織物の保存の決め手は湿気の遮断です。保存中の事故の大半は乾燥によって防げます。
タンスの中の空気の入れ換えをまめに行ってください。
高価な絹織物ですので、多少の手間をかけても長持ちさせてください。絹は生きています。

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